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2021.09.10

肉眼で3Dが体感できる?!海外で話題のデジタルサイネージ映像がすごい

3Dデジタルサイネージイメージ みなさんこんにちは、ビスコサイネージの渡辺です。
最近、新宿や渋谷に設置された大型デジタルサイネージに迫力のある3D映像が配信されて話題になっています。日本国内でこうした3Dコンテンツが配信される事例は少しずつ増えてきていますが、まだまだ少ないのが実情です。
一方、海外では大型屋外ビジョンを活用してインパクトのある3Dコンテンツが配信されている事例が多くみられます。
そこで今回は、3Dサイネージをテーマに海外で話題になった3Dコンテンツの事例をいくつかご紹介していきます。


3Dデジタルサイネージとは

3Dデジタルサイネージは、特殊なメガネをかけなくても肉眼で3D映像が楽しめるデジタルサイネージです。
デジタルサイネージから映像がはみ出して見えるようにするためには、以下のような条件が重要になります。
⑴L字型に湾曲したディスプレイ
⑵ディスプレイに余白を持たせること
⑶映像そのものを歪ませる
⑷ディスプレイを斜めから見る

これらの条件を満たすことで人の視覚に錯覚を起こさせ、肉眼でも3D映像を体感することができるようになります。
さまざまな広告がいたるところに溢れている屋外環境では、いかにその広告に注目を集められるかが大事なポイントになりますが、通常の平面広告よりもインパクトがあり、ターゲットの視線を集めやすい3Dデジタルサイネージは訴求効果が高い広告として注目されています。


海外の3Dデジタルサイネージ映像事例

映像コンテンツが大型のデジタルサイネージに配信されている姿はただでさえ圧倒されてしまいますが、3Dを裸眼で体感できる映像コンテンツは見ている人を楽しませ、記憶に残る体験を作り出してくれます。
ここでご紹介する事例はどれも画面越しでもそのすごさが伝わってくるので、ぜひその世界観を楽しんでみてください。

韓国ソウルに設置されたデジタルサイネージから今にも溢れだしそうな波

韓国 ソウルの複合施設「Coex K-pop Square」に設置された幅80.8m、高さ20.1mの世界最大級の大型LEDディスプレイは湾曲したボックス型で正面からだけでなく、側面からも迫力の映像を楽しむことができます。
そこに配信された「波」をテーマにしたデジタルアート「Public Media Art #1 “WAVE”」は、まるで本物の巨大な波が押し寄せてくるかのような大迫力の映像が話題になりました。



平面ではなく立体的なスクリーンに映像が映し出されているため、巨大な箱に波が入れられているような錯覚を起こしてしまいます。箱が割れて水があふれ出てこないか思わず心配になってしまうほど臨場感がありますよね。

この映像は韓国を拠点とするクリエイティブカンパニー「d’strict」によって作成されたもので、現在#6までクリエイティブが公開されています。どの作品もダイナミックで圧倒されてしまうものばかりなので、その中からもう1つご紹介させて頂きます。


「#5 “ART PERFORMANCE”」



ディスプレイから本当に手が飛び出しているかのような大迫力の映像となっています!
今後も新たなクリエイティブの作成が行われていくようなので、これからどんな映像を見せてくれるのか楽しみです。


中国成都のデジタルサイネージに配信された飛び出す宇宙船がまるでSF映画の世界!

中国 成都市にあるショッピングモールの壁面に設置された巨大なデジタルサイネージ。そこに放映された「宇宙船」をテーマにした3Dクリエイティブがこちらです。



宇宙船が飛び出してくる映像は、その場を一気に異世界空間にしてくれます。映像を見ているだけでSF映画の中に入り込んでしまったかのような感覚になってしまうほどリアルです。


マレーシア クアラルンプールのデジタルサイネージから飛び出す牛

マレーシア クアラルンプールのショッピングセンターに設置された3Dデジタルサイネージ。ビルの2面を使用したこのディスプレイは幅60.8m、高さ21.5mにもなる大型ディスプレイとなっており、肉眼で3D映像が見られるスクリーンの設置はマレーシア初ということで大きな話題を呼びました。



2021年2月のマレーシアが旧正月を迎えるタイミングで放映されたこちらの3D映像。
今年の干支である「丑」をテーマにした内容となっており、牛の銅像が金色に塗られた後に“一緒にコロナと戦おう”と書かれたガラスに向かって突進し、ガラスを突き破って外に飛び出します。その場に居合わせたらとっさに逃げたくなってしまうようなインパクトのある映像ですね。


まとめ

以上、今回は「3D×デジタルサイネージ」で話題になった海外の事例をご紹介しました。
屋外に設置されたデジタルサイネージは広告やアート作品など多くの人に情報を届けることができる媒体です。
そこに配信されているコンテンツがクリエイティブに富んだものであれば、見ている人に今まで経験したことのない体験を与えることができます。
これからこうしたコンテンツがもっと世の中に広がり、わたしたちが生活していく日常の中でちょっとした驚きやワクワクを与えられる存在になっていってほしいと思います。

最近、新宿駅に設置されたデジタルサイネージに巨大な猫の3D映像が配信されて話題となっていますが、そちらもレポートしていますのでぜひご覧ください!

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